読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年12月9日の読売新聞の感想

所得増税 850万円超 最終調整 会社員の所得控除が,税制改正によって見直されて年収850万円超の人は増税となるようです.7日まで,「800万円超」ということで自民・公明の税調がいろいろ根回しとかをして,「さて,これで行きますよ」と首相官邸に言ったら「…

2017年12月3日の読売新聞の感想

地球を読む 高等教育無償化は愚策 大体毎日1面と2面にまたがる形で載っている記事です.今日は劇作家の山崎正和さんが,高等教育無償化について論じていました. 山崎さんは,これまでの文教政策には高等教育を受ける「意欲と能力」に関する視点が欠如してき…

2017年11月18日の読売新聞の感想

「無償化」対象絞り込み 政府・自民党は,内閣の看板政策であるところの「人づくり革命」実現に向けて2兆円規模の政策の大枠を固めたとのことです.幼児教育・保育と高等教育の「無償化」に関しては,当面世帯の所得を勘案したものとなるようです.基本的に…

2017年11月17日の読売新聞の感想

今日18日は暇なので,昨日の分と今日の分の新聞の感想を書きます.まずは17日の分から. 受動喫煙 厚労省が譲歩 オリンピックの開催決定をきっかけに真剣な議論が始まった飲食店の喫煙規制のお話です.受動喫煙の防止を目的として,まず最初に出された案は以…

2017年11月6日の読売新聞の感想

「核兵器を作る技術持つべき」石破氏,講演で 自民党の石破茂元幹事長が,原子力関連の技術の維持のため原発は当面続けるべきだとの考えを示したそうです.核兵器を持つべきである,と言っているのではなく,核に対する正確な知識をもって対処する必要がある…

2017年10月28日の読売新聞の感想

受信料制度 初の憲法判断へ NHKの受信料についての裁判の話題です.放送内容の偏りを理由に受信契約を拒否した男性を,NHKが訴えた裁判が,最高裁までいっています.放送法64条1項が定める「受信設備の設置者は受信契約をしなければならない」という点と,憲…

2017年10月26日の読売新聞の感想

小池氏 党運営に距離 希望の党党首小池百合子東京都知事が,25日に懇談会を開き見出しのような意見を表明したそうです.「知事として都政にまい進するので,国政は国会議員に委ねたい」とのこと. ほんとにしょうもないなと思います.その理屈なら,新党の代…

2017年10月25日の読売新聞の感想

日産「ぶっちぎれ」CM自粛 矢沢永吉さんが出演する日産自動車のテレビコマーシャルが,一連の問題を受けて放送自粛状態だそうです. 僕が見たことあるのは,永ちゃんが「やっちゃえ,ニッサン」って言ってるやつです.新聞で日産のニュースを見たとき,その…

2017年10月22日の読売新聞の感想

実に一か月ぶりの更新です.強い要望をうけ,放置もよくないなと思い更新します.このように書いた後にまた更新が途切れるという,まさにインターネット,と言わんばかりの展開にならないよう気を付けたい次第です. 感想とは全然関係ありませんが,昨日引っ…

2017年9月23日の読売新聞の感想

時の余白に 上を向くより足下を掘れ 編集委員 芥川喜好さんの、芸術や芸術家に関する連載コラム。 このコラムは、あるテーマについて、芸術作品や作者の生涯などを絡めて述べるものです。今回は、「場所」の話でした。僕は芸術の知識がないので、登場人物が…

2017年9月22日の読売新聞の感想

「努力は実る」赤ちゃん認識? 大人が努力する姿を見た赤ちゃんは、我慢強く物事に取り組むとする研究成果が、MITの研究グループがサイエンス誌に発表したそうです。 実験の概要は以下のとおりです。 1. 被験赤ちゃんの半数に「大人が箱からおもちゃをたやす…

2017年9月20日の読売新聞の感想

民進「大義なき解散」 安倍首相が衆院解散に踏み切る意向を固めたことに対し、民進党は「大義がない」と批判しているようです。しかし、与野党からは「政権交代を目指しているのに解散に後ろ向きなのはおかしい」と冷ややかに見る向きもあるとのこと。 民進…

2017年8月18日の読売新聞の感想

訪日客 レンタカー事故防げ 1面記事。国交省は、訪日外国人観光客の増加に伴って急増する外国人のレンタカー事故対策に乗り出すとのことです。国道や高速道路での急ブレーキなどの走行データを集め、事故が起きそうな場所を特定し、その地点にわかりやすい標…

2017年8月14日の読売新聞の感想

帰省で4日間新聞をためていました。ここしばらく、ほかに習慣づけてやることができたので新聞は斜めにしか読まず、したがって感想も特に浮かばない毎日でした。それはこれからもしばらく続きそうです。とはいえたまには書くか、という気分になることもあり…

2017年7月31日の読売新聞の感想

がん治療の明日1⃣ 遺伝子解析 最適薬ずばり 近年、がん患者のゲノムについて、特定の遺伝子変異の有無を調べることで患者にとって最適な薬を選ぶ(がんゲノム医療)ことができるようになってきているそうです。その点に注目した連載です。 抗がん剤治療では…

2017年7月24日の読売新聞の感想

新卒採用 中小苦戦 今年度の新卒採用で、中小企業が苦戦を強いられているそうです。人手不足のために大手企業が採用を積極的に行っていることもあり、売り手市場になっていること、学生の志向が大手に向いていることが原因のようです。 そんななか、なかなか…

2017年7月3日の読売新聞の感想

近ごろどっかりとサボっていました。読んでも読んでも、ふーんとしか思わない記事とか、大変なことだ、と思ってもそれ以上なんとも言えなかったりという毎日が続いていました。だからといってサボり続けてもせんないので、ここらで一つ何か書きます。 読売歌…

2017年6月19日の読売新聞の感想

北朝鮮の市民生活分析 伊藤亜人(あびと)東大名誉教授が、『北朝鮮人民の生活』(弘文堂)を刊行しました。その要約記事が載っていました。 北朝鮮人民の生活--脱北者の手記から読み解く実相 作者: 伊藤亜人 出版社/メーカー: 弘文堂 発売日: 2017/05/12 メ…

2017年6月17日の読売新聞の感想

性犯罪を厳罰化 改正刑法成立 性犯罪の厳罰化が盛り込まれた改正刑法が成立したそうです。大きな問題点とされていた親告罪の撤廃がなされ、被害者の告訴なしに刑事事件化ができるようになりました。被害を受けてなお、大変な思いをして裁判を行う必要があっ…

2017年6月14日の読売新聞の感想

JR西脱線 歴代トップの責任認めず 2005年4月のJR福知山線脱線事故(死者106人の大事故です)について、当時のダイヤや線路の安全管理についての責任の有無が争点となっていた裁判が終結したそうです。ダイヤの策定や線路の管理責任があったJR西日本の歴…

2017年6月11日の読売新聞の感想

文外交 手詰まり 見出しでちょっとウケてしまいました。韓国の政権は、大統領の就任から間もないのに各閣僚の良くない所をあげつらわれて辞職・更迭の流れが相次いでいるようです。 アメリカとはTHAAD(ミサイル迎撃システム)の配備に関して(事実上)もめ…

2017年6月8日の読売新聞の感想

皇位継承「男系男子で」 今上天皇の退位法案について議論がなされています。その中で「女性宮家」の創設も議論の対象となりつつあります。それは、年々減少する皇族に危機感を覚えて、民主党政権時代にも一度盛り上がったことのある話題です。 今回の退位法…

2017年6月1日の読売新聞の感想

6月 値上げ続々 6月から酒類、はがき、バター、タイヤの値上げと宅配便の一部見直しがなされるそうです。この中で知ってたのは、はがきと宅配便です。酒類の値上げはもう少し先かと思っていました。6月になる2週間くらい前に知らせてよ、と思いました。 いじ…

2017年5月26日の読売新聞の感想

加計学園問題 「総理の意向文書 存在」 前川前文科次官が会見を開き、今「忖度」やらなにやらで話題の加計学園の獣医学部設置について「総理の意向」を示す文書の存在は確かだという旨の発言をしたそうです。これに対し、官邸側は「そんなものはなかった」と…

2017年5月18日の読売新聞の感想

空想と現実の間に漂う 漫画家のつげ義春さんが日本漫画家協会賞コミック部門の大賞を、5月9日に受賞したそうです。それをうけて、読売新聞の電話インタビューに答えたそうです。 つげ義春さんは「ねじ式」「無能の人」などを代表作としており、1987年に発表…

2017年5月15日の読売新聞の感想

旭川産家具 南青山に路面店 北海道旭川市の家具メーカー「カンディハウス」が4月末、南青山に路面店を移転オープンしたそうです。南青山の路面店では、すべて旭川の自社工場で製造されたものを売っています。店舗の周辺には国内外の家具メーカーの店舗が並ぶ…

2017年5月13日の読売新聞の感想

ミサイル防衛 新装備 日本政府は、ミサイル防衛設備として「イージスアショア」(陸上型イージス)を導入することを決めました。韓国で取りざたされているTHAADよりも安くあがることや、運用で懸念されるトラブルもより少なそうであることが決め手だそうです…

2017年5月10日の読売新聞の感想

文政権 多難な船出 韓国の大統領選で文在寅さんが当選しました。それに伴って今後の韓国の政治の動向がさまざまに憶測されています。これまで大統領不在の異常事態が続いていましたが、これから立て直しに向けていろいろやっていくそうです。文氏は弁護士と…

2017年5月9日の読売新聞の感想

読売歌壇・俳壇 今週はこの歌。 お子さんの長所と短所書く欄に私の期待を書いた気がする (千葉市 西村恵子さん 選者:栗木京子さん) 素直な自省の歌です。しかし、期待(≒理想)なきところに成し遂げられるものはありません。こんなふうに思えるなら、決し…

2017年5月1日の読売新聞の感想

読売歌壇・俳壇 今週はこの短歌。 身の細るほどの恋など知らずきてもっとも若きいまを生きおり (浜松市 藤田文子さん 選者:栗木京子さん) 誰にとってもいまはもっとも若い時。若かったころに多少悔いはある、とくに燃えるような恋がしたかったという思い…