2017年5月15日の読売新聞の感想
旭川産家具 南青山に路面店
北海道旭川市の家具メーカー「カンディハウス」が4月末、南青山に路面店を移転オープンしたそうです。南青山の路面店では、すべて旭川の自社工場で製造されたものを売っています。店舗の周辺には国内外の家具メーカーの店舗が並ぶそうです。
旭川市は家具で有名で、僕の出身地としても知られています。東京で旭川の産業ががんばっているというのは僕にとってとっても嬉しいニュースです。
読売歌壇・俳壇
今週はこの歌。
仮住まいのつもりの町で気が付けば四十年が過ぎているなり
(狭山市 奥薗道昭さん 選者:小池光さん)
その事実の重さがずっしりとしています。四十年とは我々人間の生涯を考えると並大抵の時間ではありません。それが、「気が付けば」過ぎてしまっていたのです。なぜ、仮住まいのつもりだったのか。なぜ、四十年もとどまったのか。こんな田舎町、くだらねぇや→住んでみるとなかなかいいやね、といった感じでしょうか。きっとこんな風に一言では言い尽くせない、いろいろなことがあったことでしょう。大きな広がりを感じることができました。
俳句はこれです。
つやつやと春子バターに包まれし
(船橋市 三浦とも子さん 選者:矢島渚男さん)
春子とは春のしいたけのことだそうです。こ~んな短い言葉で、よだれを出さされてしまいました。
おわりです。