2017年7月3日の読売新聞の感想
近ごろどっかりとサボっていました。読んでも読んでも、ふーんとしか思わない記事とか、大変なことだ、と思ってもそれ以上なんとも言えなかったりという毎日が続いていました。だからといってサボり続けてもせんないので、ここらで一つ何か書きます。
読売歌壇・俳壇
今週はこの歌です。
干し柿を盗みはしたが三ケ月来ねば気になる猿の赤顔
(栃木県 斉藤宏寿さん 選者:小池光さん)
関係性は、どこか強引でないと生まれないもの。猿の「盗み」が関係性を生み出しました。初めの印象は悪くとも、そこにどことなく寂しさを覚える、という関係性が最近では見られなくなっている気がします。一度でも良くないところが見えればそこでシャットアウトしてしまうような。この歌は、忘れがちなおおらかさを見せてくれたように思いました。
俳句はこちら。
六月の空六月の猫と僕
(塩尻市 神戸千寛さん 選者:宇多喜代子さん)
夏よ!!という感じですね。
おわりです。