読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2017年4月12日の読売新聞の感想

4月は割合時間が取れて感想を多く書けそうだと思っていましたが、なかなかかけずもう12日になってしまいました。

 

コンビニでの粋な計らい

 埼玉のお母さんからの投稿。四月から小学生の娘はおつかいに凝っている。ある日マンション内にある小さなお店に、ごま油を買いに行ってもらったが、なかなか帰ってこない。心配で家を出ようとしたときに帰ってきて、事情を聞くと、「お店になかったので近くのコンビニまで買いに行った」という。レシートを見ると「不足分51円」と書いてあった。代金が足りなかったが、娘にごま油を持たせて店員さんが立て替えてくれたようだ。そんな粋な計らいに、気分が晴れやかになった。(立て替えてもらった分はちゃんと返しに行ったそうです)

 なかなかいい話です。実は僕も同じような経験があります。小さいころ、20円を握りしめて近くのコンビニへ。うまい棒を二本買おうとしたら、お会計金額は21円。1円足りない。消費税のことがわからなかったのです。うろたえてしまった僕をみて、店員さんが「ちょっと待ってね」と言って奥へ引っ込み、財布から1円を持ってきて出してくれました。あのお兄さんはいまどうしているのか、少しだけ気になります。

 

古今をちこち 江戸期の婚礼 開始は夜

 日本史家、磯田道史さんのコーナー。江戸期の婚礼について書かれていました。磯田さんは、小学生の時から古文書を見ているので、紙質と書体を見ると書かれた年代が大体わかるそうです。

 書かれていた江戸期の婚礼には、ツッコミどころが多かったです。

  • 夜に嫁を迎えに行き、お餅を搗く。→子作りのさまを餅つきで表現しているそうです。
  • 介添え人を隣に置いて(つまり監視下で!)初の営みをする(『婚礼罌粟袋』寛延3年)
  • 夫婦の営みの部屋に「犬張子」という箱がおかれ、「是は婚礼調(ととのう)翌朝、白紙に紅などつけなどして、舅の方に送る」(『婚礼図書』江戸中期)→ちゃんとできたか、出るはずの赤いやつを付けるみたいです。

 とんでもないですね。出るはずの赤いやつが出ない人もそう少なくないそうなので、なんか無用ないさかいが起きそうな風習です。まぁ、現在の私たちの風俗も、後世から見ればかなりおかしくみえるかもしれないので強くは言えないところです。

 久しぶりの更新なのにエッチな話でごめんなさい。

 

おわりです。