読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年2月8日の読売新聞の感想

北朝鮮ミサイル発射

 今日の新聞はこの記事がとっても多かったです。

 現代の国際社会では、経済制裁で対応するのが普通だけど、昔のように戦争がたくさん起こっていた頃ならどうなっていたのだろうかと思いました。どこか強い国が攻め込んでいって力ずくでやめさせるのだろうか。それとも武力以外の何らかの方法を取るのだろうか。歴史とか政治の流れには疎いので、こういう話はいつも妄想に終わってしまいます。でも最近は少しずつ当事者意識と興味がわいてきたので、そろそろ本を読んだりできるかもしれないと思っているところです。

 少し前は、勉強しなくちゃという思いはあっても全然興味がわかないし遠い世界の話に感じていたので、本を買っても読めなかったものです。

 

読売文学賞の人びと

 今日は小池光さんという歌人(受賞作 歌集「思川の岸辺」)の日でした。奥さまが亡くなってからの4年間で編んだ歌集だそう。大学で物理学を専攻していて、大学院生の時に当時前衛の寺山修司岡井隆の歌に触れてうわー、かっこいいと思ったらしい。

 自分も大学では化学を専攻していて、短歌が好きなので親近感が湧きました。

 「掃除機のコードひつぱり出す途中にてむなしくなりぬああ生きて何せむ」妻を失った寂しさが日常生活と溶け合って出来上がっている歌集のようです。買って読んでみようと思います。

 

俳句・短歌コーナー

 毎週月曜日は俳句・短歌コーナーがあって、楽しみに読んでいます。短歌だけですけど。

 登別市 松木秀さんの作品

 出る時はあたたかいのに手に落ちてなんてつめたい冬のなみだは

今週はこれが一番好きでした。近頃自分は、涙もろくなっていて、映画や小説をみてすぐ泣きます。でも、自分に関することで泣いていないなと気が付きました。この歌にあるなみだは、きっと自分のことで流れたなみだなんだと思います。でなければ、なみだの温度の考察なんかしないと思います。

 

兵庫・老夫婦殺害事件

 数日前に、新聞に載っていた記事の続報です。この事件は、なんだか悲しみが裏にありそうで気になっています。

 19歳の会社員の少年が、祖父母であり養父母である夫婦を殺害したといいます。彼は給料の大半を家計に入れており、自由に使えるお金は毎月1万円程度だったそうです。どんな気持ちで毎日働いて、どんな気持ちで犯行に至ったのでしょうか。若い身空で、周囲の同年代と自分を比べてしまうこともあったでしょう。

 あんまりこういう話に感情移入したり、励ましの言辞を述べたりするのはかえって白々しく感じてしまって好きではないんですけどね。

 

チケット転売の話

 僕は二年位前から行きたいライブがあるのですが、チケットが買えません。先行予約の抽選に外れるからです。でも、オークションサイトのようなところでチケットが売っているので見てみるとすごく高いです。定価の二倍くらいになっているものさえあります。記事によれば、10倍以上の値段で取引されるチケットもあるそうです。

 最近は、そういったオークションサイトの市場規模が広がりつつあるそうです(なんと800億円!)。

 オークションサイトは建前上「チケットを取ったのにライブに行けなくなった人たちにとっても、チケットを取れなかった人たちにとっても良い」と言っているようなので、「定価+サイト利用手数料+送料が最高値」という決まりにすれば、もうけが発生する余地がないから目的にも合うしいいじゃん、と思います。そうすると取引の数が減ってオークションサイトがもうからないからそうしないんでしょうけれど。

 そうやって転売目的でチケットを買う人たちは骨折しろと思っている次第です。