読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2017年3月20日の読売新聞の感想

 気が付いたら前に書いてから2週間くらいたってしまいました。光陰は矢のごとしです。高校の時、「光陰は矢のごとしとか言うけれど」という上の句の短歌を作ったのですが、下の句がどうしても思い出せません。

 今日は3月21日ですが、3月20日(月)の感想を書きます。読売歌壇・俳壇です。ほかのニュースも読んでないわけでないですが、あんまり興味がわきません。時間あんまりとれなくて目を滑らせるようにしか読めてないというのも原因です。

 

読売歌壇・俳壇

 今週はこの歌。

 ひらひらと往復葉書の蝶が来て春だ同窓会だと誘ふ

 (青梅市 諸井末男さん 選者:俵万智さん)

 往復葉書の蝶という比喩は特別胸を打たれるようなものではないのですが、「春だ同窓会だ」の句またがりのリズムがしっくりきて好きです。まだ僕が若いからなのか、はたまた友達が少ないからなのか同窓会の知らせは来ません。

 

 俳句はこれです。

 整列のものがなしさよチューリップ

 (相模原市 奥沢和子さん 選者:矢島渚男さん)

 並んだチューリップは、春の見どころの一つですが、そこに物悲しさをみる人もいるようです。その人工的な感じがそう感じさせるのでしょうか、はたまたいずれしおれて枯れていく運命を思ってのことなのでしょうか。この句を見て、む?と思うのは、僕の頭に童謡「チューリップ」が、刻まれているからです。赤白黄色の並んだチューリップが肯定的に歌われており、どこかそれを当然と思っていました。

 

おわりです。