2017年2月19日の読売新聞の感想
部活引率 外部指導者も
文部科学省が、地域のスポーツ指導者らを中学、高校の職員である「部活指導員」という地位に置き、4月から法制度化するそうです。教員の長時間勤務を是正するための方策の一つだそうです。これまで、正式な教員しか大会への引率を認められていなかったところを、この部活指導員も担えるようになるとのことです。
記事からはわかりませんでしたが、これはつまり、指導員への報酬も学校から出すということ?そうすると教員の事務作業負担が出るし、予算にも影響するということなんでしょうか。
部活の練習時間は一つの慣習として定着してしまっているので難しいのかもしれませんが、それ自体を削る方向に強く動いていったほうがいいような気がします。
これに伴って、課外スポーツを請け負う専門のビジネススタイルを思いつきました。たとえば地域Aで野球の教室を開くとします。その教室は【周辺の中高の野球部の活動時間を把握し、それに合わせてプラスの練習を設計する(別々の学校の部員同士が一緒に練習することもある)】ということを軸にします。
各校の部活の監督教員が練習を見る時間をまとめて請け負うのです。これでありそうな利点は以下の通り。
・教員の労働時間が減る
・各校の選手同士で親睦が深まる
・別の学校の部員と同じチームで試合をすることで、新鮮味が出る
ありそうな欠点は以下の通り。
・教室に行く人と行かない人の間での差が大きくなる
・各部での結束が微妙になる
とはいえ、部活に指導者を呼び込むというより、まとめて外部に委託するという方法は、可能性があるのではないでしょうか。
考える 最近、電話してますか?
近頃はインターネットとそれを利用した電子機器の普及で、文字でのコミュニケーションが盛り上がっています。LINEを使ったやり取りは、若者の間で定着しています。LINEでは「何時間連絡を取り合った」ということではなく、24時間いつでもつながり続けているという考え方になる、と書いてありました。
中身のある会話をじっくりしたいという欲望と、誰かとだらだらつながっていたいという欲望は別のものです。(中略)後者の欲望を、LINEがかなえてくれたんです
(評論家 宇野常寛さん)
僕は文字がめんどくさいので、電話がいいです。たぶん、だらだらつながっていたい欲望が薄いんだと思います。仕事では、記憶力に自信がないので、なるべく記録が残るメールでやり取りをしたいですが…。
おわりです。