読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年5月12日の読売新聞の感想

細心の交渉 訪問実現

 オバマ米大統領が広島を訪問することになった経緯がいっぱい書いてありました。核なき世界を掲げるオバマ大統領が、被爆地を訪問するということでみなさん非常に注目しているようです。

 核なき世界を訴えるならとりあえず自国の核を放棄してからいろいろ言ったりやったりするのが筋では?と思いながら全記事を読みました。とはいえこの訪問は結構価値あることだと思いますので、実現に向けて頑張った安倍首相と岸田外相はえらいなぁと感じました。

 

インド 72歳が出産

 インドで72歳の女性が体外受精で出産したらしいです。見出しを見て「ウソでしょ?」と言ってしまいました。

 

論点 研究の自由度 独に技術力

 科学技術振興機構JST)特任フェロー永野博さんの文。ドイツの科学研究のすばらしさについて書いてありました。ドイツには基礎研究を推進する「マックス・プランク研究所」、応用研究を推進する「フラウンホーファー協会」というのがあり、そのそれぞれがドイツの科学技術発展に大きく寄与しているそうです。特にマックス・プランク研究所は、「研究資金が不足しても、その必要性を説けば、第三者に頼ることなく、本部からもらえる」と書かれていて感動しました。もちろんそう簡単ではないとは思いますが「資金獲得の競争が激しかった米国と比較して涙が出るほどだ」と書かれていたことから、恵まれた環境なんだろうと思いました。(「」内はマックスプランク研究所宇宙物理学研究所の小松英一郎所長のことば)

 完全に偏見なんですが、ヨーロッパ人は「科学はよくわからん」と言う人でも一定の敬意を持っているように見えますが、日本人は「科学はよくわからん」と言って科学者を軽く見ているように見えます。結構ずっと言ってるんですが、日本の科学者が紙幣に印刷されたのが今まで野口英世だけっていうのは、そこを表していると思います。

 

おわりです。