読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年4月10日の読売新聞の感想

基礎からわかる同一労働同一賃金

 昨今話題になっている同一労働同一賃金について、解説記事がありました。読んでみたところ、制度として運用していくには検討すべきことがとても多いということが分かりました。日本の慣行では、作業内容だけで単純に評価しているわけではないというのが主な理由で、さらに労使の契約にまで踏み込むような規制は困難であるということもあるようです。欧州では制度がうまく機能しているようですが、それまでにはやはり多くの争議があったそうです。

 同一労働同一賃金の理念はとってもいいと思うので、はじめから完璧を目指すことなく、ある程度しっかりした枠組みをつくって運用をはじめるのがいいと思います。なにかしなければ何も動かないのですから。ただ、正社員の給料を引き下げずに非正規社員の給料だけ上げるっていうのは現実的には厳しんじゃないのかなぁと思ってみています。

 

書評コーナー 古代東アジアの女帝

 古代東アジアの女帝(入江曜子著・岩波新書)という本の書評が載っていました。初めに著者の巻頭言の引用が載っています。要約すると、「女帝はこれまでの歴史観では軽んじられてきたが、それは男性中心の歴史観がそうさせたものであり、現実は決してそうではない」といった内容です。ついつい読んでみたくなりました。

 

人生案内

 今日は、僕の大好きな増田明美さんの日でした。

 20代の男性。この春転職します。これまでのいくつかの職場を経験しましたが、そのどこでも人間関係がうまく築けず辞めてしまってきたということが不安です。

 

 増田明美さんの回答。新しい職場でのスタートおめでとうございます。自然な会話で心掛けてほしいのは、「話さなきゃ」と思うと緊張するので、「聞くこと」を意識してください。楽しそうに話を聞き、感じよく相槌をうつひとはどの場面でも好かれます。応援していますから、頑張ってね。

 

今日も勇気づけられました。増田さんの回答はあんまりステキなので全文引用したくらいで、僕が要約すると価値が半減するような気さえします。

 

おわりです。