読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2017年1月8日の読売新聞の感想

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

保育所苦情 自治体75%

 保育施設の子供らが出す音や声を「うるさい」との苦情を受けたことのある自治体が全国主要146自治体のうち109(75%)にものぼるそうです。苦情が原因で保育施設の開園が中止・延期になったケースは16件ともなっているそうです。

 うまくいっていない例としてあげられていたのは、どうしても強く反対する人がいる以外にもいくつかあったそうです。たとえば、八王子市で開園にあたって地域住民が「自分の家の窓に防音を施してほしい」という要望をしたケースでは、業者が「どこまで対策を行えばいいのかわからない」として計画を取り下げたそうです。

 うまくいったケースもあります。保育園側が事前に話し合いの場を多く持ち、防音設備の充実や地域のお祭り会場としての利用を自治体に提案。町会役員が計画に賛同し、住民一戸一戸の説得役を務めました。その結果開園した保育園は、現在地域との良好な関係の下で運営できているそうです。

 なかなか根の深い問題ですが、いくつかうまくいっている例もでてきているようです。機械的に制度を準備してどうにかなる問題ではないので悩ましいですね。

・地域住民に対する配慮の姿勢を見せること

・住民側がある程度のところで妥協すること

の二点が重要なのはもっともです。ただ、こういうのってお互いに非常に骨が折れるので、もう少しうまい仕組みができないだろうかとも思ってしまいます。

保育園問題もそうですが、東京をはじめとする都市部の人口が多すぎるのが原因ですよね。札幌・仙台・名古屋・神戸・広島・福岡などに匹敵するような大きな地方都市をもう少し増やせればある程度緩和できると思いますが、それこそ大事業ですね。

 

ガザ過密 生活危機

 パレスチナ自治区のガザで、人口が200万人を超えたそうです。パレスチナイスラエルによる経済封鎖を受けていて、パレスチナ人がガザから出ることは制限されているため、人口が過密になる一方です。琵琶湖の約半分にあたる面積360㎢に、札幌市の人口にあたる200万人が暮らしているそうです。平均失業率は41%、人口の8割が食糧援助に頼らざるを得ないそうです。

 毎月1500人のペースで出産を手掛けるガザの病院では、保育器を代わるがわる使わなければならないようです。このままのペースで人口が増えると、2020年には「居住不能」になると国連が警告しているそうです。しかし、ガザの人はイスラエルの許可なくガザ外にはでられないし、許可が出るのは病気やけがなどの緊急時のみ。天井のない監獄といわれています。

 かなり厳しい状況に置かれている人が200万人もいるということですね。不満が溜まって暴動が起きそうな気がします。実は背景にどういう問題があるのか全然知らないので、機会を見つけて勉強しようと思います。

 僕は全然外国への憧れとかがなかったし大学受験に向けた勉強も必要なかったせいで、世界史が絶望的です。この間、第一次世界大戦はどことどこが争ったかを聞かれて答えられず、大変恥ずかしい思いをしました。実は第二次世界大戦もあやしいです。

 

おわりです。