2016年5月16日の読売新聞の感想
高額新薬のジレンマ
医薬の発展に伴って、治療の難しかった病に効果的な薬が開発される一方、その高額さが医療費を圧迫して大変だ、と書いてありました。記事中では「75歳以上には延命目的で薬を使わないなど、使用を抑える方法を真剣に考える必要がある」のように、ショッキングな意見も紹介されていました。一定以上のもうけを出した「ヒット新薬」については費用対効果の評価を行い、価格の見直しをするといった仕組みはあるようですがそれでも焼け石に水というくらい財政は厳しいようです。
最近僕は、人間は死ににくいなぁと思っています。それは、それ以上も以下もなく、ただそう思っています。今の時代運が良ければ、20歳を超えるまで身近な人のお葬式に参加しないで済むことだってきっとあり得ます。その影にはこのような医療の発展があるんですね。でも、このような医療の発展を維持するためにかかるお金を集めるために、苦しい思いをしている人が多いという雰囲気が、社会にはあります。スポンと死んでしまうより苦しい人がいる傍ら、何の不自由もない人が多いのは結構マズいんじゃと思います。
どういう方法をとるのがいいのかはスッとわかりませんが、考えつくしていかなきゃならないテーマだと思いました。
読売歌壇
今週はこれが好きでした。
「ごめんね」を件名にしているわりにずいぶん自分勝手なメール
メールに限らず僕のよくやりがちなことです。気を付けなくては。
おわりです。