読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年12月1日の読売新聞の感想

解説スペシャル 検索「誘導」過熱 内容二の次

 怪しげな健康情報を流していた「WELQ」というサイトが閉鎖に追い込まれました。WELQは、DeNAの運営していた医療系まとめサイトです。信憑性に欠ける情報を、Google検索で上位になるようなキーワードを織り交ぜて発信することでアクセス数を稼ぎ、広告収入を得ることで運営されていました。内容は、外部からの剽窃や、だれでも書けるような薄いもの、ふざけているのかと思えるようなものまでさまざまなゴミ情報によって構成されていたそうです。

 インターネットを誰もが利用するようになってから、本当につまらない情報が増えました。僕がインターネットに触れ始めた中学生のころと比べて面白い情報の割合は変わっていないと仮定しても、情報の全体的な量が増えすぎてしまったため面白い情報に触れるまでに遭遇するつまらない情報の絶対量も増えてしまったのです。

 僕はまとめサイトを蛇蝎のごとく嫌っています。何も言っていないからです。アクセス数を稼ぐための形だけの情報サイトをすべて撲滅するような、ネットのごみ処理業者みたいな人たちがいればいいのに、と思います。(こういうブログを書くことによってゴミ情報をネットに放流している僕が言うのもなんですが。)この事件をきっかけに、インターネットを使う人たちがゴミ情報への意識を高めていって、淘汰する仕組みができればいいなと思います。

 

おわりです。