読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年11月23日の読売新聞の感想

紙幣騒動 インド人うんざり

 インドで、高額紙幣の1000ルピー札と500ルピー札が廃止になり、国内に流通する現金が足りず混乱が起きているそうです。目的は、汚職や不正蓄財のあぶり出しとテロ組織の資金源である偽札の根絶です。新しく偽造対策が施された2000ルピー札が出回っているそうですが、それでも国内の通貨の86%を占めていた2種類の紙幣がなくなったことの影響は大きいということです。インドのお店は、お釣りを払えないという理由で休業を余儀なくされているようです。

 混乱は予想できただろうに、よく断行したなと思いました。

 

人気本の購入「配慮を」

 日本書籍出版協会の文芸書小委員は、全国の公共図書館2600館に文芸書の取り扱いに対する配慮を求める要望書を送ったそうです。簡単に言うと、人気の本を大量に所蔵することで本の売れ行きに影響が出ているので、やめてほしいということです。

 たしかに、図書館の意義は人気本を貸し出して人を集める事ではなく、幅広く多種類の書籍を収蔵することが重要なのではないかと思います。タダで本を読める「抜け道」のようなサービスではなく、読めない本を少なくする「天網」のような役割を果たすべきですよね。しかしながらそこに具体的な線を引いてしまうことはよいことなのか、考えなければならないですね。

 

おわりです。