読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年10月3日の読売新聞の感想

百貨店 戻らぬ客足

 地方の百貨店がたくさん閉店しているそうです。全国で売り上げは91年の2/3ほどの6兆円まで落ち込んでしまったといいます。他店の安くて質のいいプライベートブランドの商品が強く、百貨店で買うことの価値があまり高くみられなくなってきているとのことです。

 実はあんまり百貨店のことには興味なかったのですが、この記事の冒頭が僕の生まれ故郷にある西武旭川店が9月30日に閉店したという話だったのでしっかり読んじゃいました。地元の出来事を全国紙の3面記事で知ることになるとは、なんかすこしうれしい気持ちです。活気のある話ではなかったですけど。

 

読売歌壇・俳壇

 今週はこの歌が好きでした。

 撫でながら猫の名三度呼びにけりなにとはなしに涙わきて来

  (花巻市 千田正平さん 選者:小池光さん)

 愛しいものに触れていると、なぜか感情が高まって、涙が出てしまうときがあります。主体が他にどのような思いを持っていたかはわかりませんが、愛しい猫がなんらかのスイッチになったんでしょう。

 

 俳句はこれが好きでした。

 猪のこんなにをつて猟師なし

  (津市 中山道春さん 選者:小澤實さん)

 きっと、人口の少ない村のことなんだと思いました。「こんなに」という言葉のチョイスが好きな句でした。

 

バス追突され2人死亡

 大阪からディズニーランドに行く夜行バスが、高速道路の路肩で停車中にトラックに追突されてしまったそうです。バスの様子がおかしくなってバスを止め、運転手二人が外に出て検分していたところだったそうです。追突したトラックでバスが動き、隙間にいた運転手二人が挟まれてしまったみたいです。

 バスの会社は新聞の取材に「運行前の点検では異常はなかったが、お客様に迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ない」と話したと書いてありました。

 確かにバスの不調が原因の一つではあるけれども、なんだかそのコメントは物悲しいなと思いました。でもそれくらいしか言うことないかとも思いました。

 

おわりです。