読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年8月14日の読売新聞の感想

「国借金」1053兆円に増

 国債などの国の借金が1053兆4676億円だそうです。

 額が大きすぎて全然関係ない気さえしてきますが、全然そんなことはなく、ただただヤバいなぁと思うばかりです。

 

ニャるほど!社会保障 少子化が進むとどんな問題があるの?

 少子化によって起こりうる問題と、どうして少子化が進んでいるのかについて解説されていました。

 50歳までに結婚をしない人の割合が男性で2割、女性で1割と高くなっているようです。その原因には、そもそも出会いがないということ以外に、非正規労働などで給料が安いため家庭を持つことをためらうということもあるそうです。晩婚化で第一子出産の年齢が高くなっていることも相まって、二子、三子と産みたくても高齢出産を恐れて産めないという夫婦もいるといいます。

 この手の話について、まさに結婚が現実的になってきた年齢の僕は、「結婚の心理的ハードルがあがりすぎている」と感じています。「結婚するならあれもこれも必要で、そのためにはたくさんお金がいるし、いろいろ大変なことが多い」という話をよく聞き、自分の中にもそれが澱のようにたまっています。でも、上の「」内の「あれもこれも」「たくさん」「いろいろ」が全く具体的ではないのです。

 正直なところ結婚に最低限必要なのは「飯・住むところ」で、結婚するような年齢の男女が一人ずつ集まってがんばればそれくらい実現可能なんじゃないっすかという感じがします。ほかの「あれもこれも」、「いろいろ」はできるならできる、できないならできないでいいのでは。こういうスタンスなら、若いうちに結婚できます。結婚してしまえば、子供のことはおのずと考えるでしょうし、夫婦で「具体的に」考えれば現実的な解決策へと至れると思います。若いうちに結婚することで具体的に考える時間が長く取れてより良い落としどころを見つけられると思います。ここで重要なのは「具体的に」というところです。

 じゃあ、なんでこの記事のような状況があるのかについては考えつくことが一つあります。それは、みんな若いうちに全然恋に落ちてないからだと思います。恋に落ちないと結婚する必要性が全くないです。だって一人でご飯も住むところも用意できるし、たまに遊んだりできて楽しいからです。恋に落ちてしまえば、相手がいないと何となく物足りなく寂しい感じがするので結婚して一緒に暮らしたくなります。

 婚活ビジネスが流行っていますが、あれは恋に落ちるまでには至りにくいと思います。あれは「結婚するための」お手伝いなので、「結婚するならあれもこれも必要で、そのためにはたくさんお金がいるし、いろいろ大変なことが多い」こと前提で出会っちゃいます。そうすると、変なところにこだわっちゃいます。言ってしまえば動機が不純なのです。そもそも、婚活ビジネスを利用しなければ!と思う場合、全然関係ないところで出会う異性に対しても婚活ビジネス的な目で相手を見ようとしてしまうと思います。恋に落ちずして結婚すると、インターネットに相手への不満を書き連ねてしまうようになってしまうと思います。偏見ですが。

 

おわりです。