読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年7月4日の読売新聞の感想

「外国人は殺す」 バングラテロ

 バングラデシュで起きたテロの詳しいことが書かれていました。実行犯は、レストランにいたお客さんがイスラム教徒か否かを確認し、教徒でない人を選択的に、次つぎに殺害していった、と書かれていました。亡くなった20人の命は、わずか30分ほどの間に奪われてしまったといいます。この短時間という事実はかなり印象的です。

 こういったテロ事件が初めて報道された日は、かなり落ち込んでしまいます。フランスの時もかなりショックでした。いったいなんでまた殺さなけりゃならないのさ、やめてよ、という気持ちになります。

 

ネット記事 一本ごとの勝負

 東洋経済オンラインの山田俊浩編集長に取材した記事が載っていました。紙媒体の「週刊東洋経済」とネットの「東洋経済オンライン」について書かれていました。初めは紙媒体の転載記事を載せるだけだった「オンライン」は、12年に方針を変えオリジナルの記事を載せるようにしたそうです。雑誌は一冊で完結したパッケージである一方、ネット記事では一本ごとのクリックが勝負であるといいます。だから、一本一本は短いものではなく、2000字から10000字と長めの記事にしているとのこと。現在では年間1億7060万ものページビューがあるそうです。

 職業柄、媒体の違いで内容の差別化を図ることは、考えていかないといけないなぁと思っています。いかんせん自分の会社はまだ電子化のあおりを受けない商売ができているのですが、そのうちどうしても必要になるし、そのころには年も取って仕事しないといけなくなるので、いろんなアイディアに触れなくてはと思っています。

 

読売歌壇・読売俳壇

 いつも短歌ばっかり見て、俳句のほうは見てなかったんですけど、今日見てみたら俳句ってとってもすてきだったので今度から読むことにします。

 今週はこの歌がいいと思いました。

 掃除機に猫のしっぽを吸い込みし歌読み笑う涙流して

 (和歌山市 久保みどりさん 選者:小池光さん)

 ときに人はツボに入ってしまうことがあります。掃除機に猫のしっぽを吸い込んだ時の猫の動きを想像してみるとなるほど面白い。そして、掃除機が猫のしっぽを吸い込んだのを見て涙流して笑う人もなかなか面白いと思います。

 

 また、この句がいいと思いました。

 雨蛙一つ跳んでは考へる

 (宝塚市 目瀬克子さん 選者:宇多喜代子さん)

 確かに、考えている感じがします。情景がありありと思い浮かびました。

 

おわりです。