読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年6月15日の読売新聞の感想

論点スペシャル EU残留か離脱か 英国の選択

 イギリスではEUに関する議論が盛んにおこなわれています。イギリスの議員二人、元欧州委員会ロマーノ氏の計3人の論が載っていました。

 離脱・残留の是非については僕からは何とも言えないです。しかし、記事の中でロマーノ氏は現在の民主主義国家にカリスマのある指導者がいないことを嘆いています。以下のように書かれていました。

「かつてコール独首相は、ユーロ通貨の導入を進めた際、「世論に逆らうことになるが、人々は将来、私を理解するだろう」と語った。現在、こうした欧州の指導者はいない。日本を含む民主主義国で、世論調査に基づき政策を決める政治が横行している。人々を導くよりも世論調査の数字を追いかけている」

 その通りだなぁ、と思います。少し前の新聞で、日本の年金制度のほころびの原因の一つは人気取りにあると書かれていたことと重なります。

 

おわりです。