読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年4月17日の読売新聞の感想

募る不安 疲労色濃く

 熊本を襲った地震の報道が連日なされています。被災地の様子を大きく写した写真が載っていて、痛ましい様子がありありとわかります。今日は暗い体育館にも毛布が敷き詰められて人が寝泊まりしているのが印象的でした。

 不幸中の幸いと言いますか、この地震では津波が来なくてよかったなと思っています。それでも被害は甚大ですが…。いち早い復興を祈っています。

 

QOD 生と死を問う 家で看取る 下

 最期は家で、と希望する人はいるものの、今わの際に直面したとき、その家族が希望をかなえられるかどうか、というのがテーマの記事でした。自宅での最期を望む高齢者の容体が急変したときに、その家族は冷静さを欠きます。そのとき、救急車を呼ぶか呼ばないか、冷静な判断ができる第三者が重要な役割を果たすそうです。救急車を呼べばもちろん延命は可能ですが、体中に管をつなぐことになり、もはや自宅への帰還は絶望的になります。容体が急変した段階で、家族が「今がそのとき」と受け入れることができるかどうかが難しい、という主旨の記事でした。

 普段から、今がいつまでも続くことはない、という気持ちでいるのは、とっても難しいです。

 

光遺伝学

 光に反応するたんぱく質を使って細胞の働きを調べる手法で、「オプトジェネティクス」とも呼ばれる、と書いてありました。

 記事中には利根川進さんの名前が出ていて、やっぱりすごい人なんだなぁと思いました。紹介されていたのは、アルツハイマーのマウスの実験(3月17日の新聞に載ってました) 

shinbun-no-kansou.hatenablog.com

  なんだか最近は、科学の話題と言っても宇宙か生命か人工知能の3種類くらいしか注目されないですね。まぁ、興味をそそるのはそれくらいしかないというのもそれはそうだなぁという感じはしますが…。

 

おわりです。