読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年3月28日の読売新聞の感想

読売歌壇

 今週は好きな作品が多かったですが、あえて一つに絞るならこれです。

 母を捨てるような気がした五十年使いし本棚ゴミにだすとき

                  (東京都 北原サエさん 選者 小池光さん)

 物を捨てることは、思い出を捨てることと重なるときがあります、僕も未練や思いのこもるものを捨てて来ましたが、どれも捨てる時にはエネルギーが要りました(捨ててしまえば何があったか忘れてしまうんですけど)。この歌では50年とありますから、その思い出は一入でしょう。きっと母はもういないんでしょうし。

 

昨日(3月28日)の分を今日ササッと読んだので、この記事は歌壇の感想だけにします。

おわりです。