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読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年3月21日の読売新聞の感想

新書論壇 大学改革 国民の支持得てこそ

 慶應大学経済学部教授の中島隆信さんの文章。教育改革に伴う文章について3冊の新書を話題に、論を展開しています。新書のタイトルは①『「文系学部廃止」の衝撃』(吉見俊哉著・集英社新書)、②『2020年の大学入試問題』(石川一郎著・講談社現代新書)、③『ルポ塾歴社会』(おおたとしまさ著・幻冬舎新書)です。

 記事を簡単に要約すると(①~③の数字は上記の3冊それぞれに対応します)

 ①文系学部は「既存の価値や目的の限界を見定め、批判・反省していくこと」を通じた価値創造型の有用性を持ち、

 ②その行いを強める学生を集めるためには入試の3要素「知識/技能」「思考力/判断力/表現力」「主体性/多様性/協働性」のうち「知識/技能」偏重の現在を変えていく必要があるが、

 ③塾の台頭により、大量の課題をこなす処理能力と与えられたものに疑いを抱かない従順さが要求されるようになっている

 ことを紹介したうえで、「点数化の容易な知識量競争こそがフェアな学力考査であるとして、正解のない問題で合否を決めることを好まない国民の意識」が根強い、と中島さん考えているそうです。

 結局何を言いたいかはよくわからなかったのですが、ひっかかったのは、「大学教育や入試も国民の支持が得られてこそ変わることができるのではないか」という結びの言葉です。大学教育になんて大した興味もない人が多いのに、どうして国民の声になってしまうのでしょうか。多くの社会人が、「大学などいい企業に入るための資格だ」程度にしか思っていないのに、そんな人たちの意見に左右される大学とはなんなのでしょうか。とはいえ、大学はその多くの社会人のお金で成り立っている部分もあるのでどうも面倒ですね。

 

今日の短歌にはあまり好きなのがありませんでした。

 

おわりです。