読売歌壇
今週は稲城市 山口佳紀さん(選者 岡野弘彦さん)の歌がしみました。
幾たびか亡き友ときし鰻屋にただ独り酌む酒はすすまず
なんだか、老人の歌が気になるんですよね。去年祖父が亡くなったことで、そろそろ親しくしていた大人が死んでしまうのも遠い未来じゃなくなってしまったんだ、という思いがあります。そこからの連想から、明るかろうと暗かろうと、年配の感性にひきつけられてしまうのかもしれません。
3月14日は僕の誕生日で、祝ってもらっていて時間が取れなかったので短歌のところをじっくり、ほかのところをサラリと読みました。
おわりです。