読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年3月7日の読売新聞の感想

医療ルネサンス 夜尿症 第三回

 子供の夜尿を治す様々な方法が5回にわたって紹介されるコーナーですが、今日は夜尿アラームというのが紹介されていました。パンツにセンサーをつけ、夜尿が始まったらアラームが鳴るような仕組みになっているそうです。アラームが鳴る時点ではもう漏らしてるのですが、そのタイミングで起きることに意義があるとのことでした。

 機器のイラストが載ってたんですが、そこまでする!?と思いました。

 

読売歌壇

 今週は、北九州市 田中昭代さんの歌が良かったです。(小池光さん選)

 ばあちゃんは何故風邪引かないのと聞く孫に馬鹿だからよと蜜柑むきやる

また小池光さん選の歌ですし、またばあちゃんの歌です。僕は大のおばあちゃん子でしたので、驚くべき甘えっ子になって今を生きています。本当に今後が思いやられます。

俵万智さんの選ぶ歌が好きと前に書きまして、確かに好きなんですが、これまでに目にしたものは今もう一つなんですよね、好きなんですけど。ショートショートみたいな感じの世界を見せる歌があるんですが、狙いがわかってしまうものや落ちが分かりにくいものもありました。自分で作れと言われたらそうもいかないのですが、狙いが分かっても「こりゃやられた」と思わされる歌に出会える日を楽しみにして、月曜日を待っている次第です。

 

編集手帳

 睡眠のことについて書かれていました。昔に比べて現代の人は早寝が多いそうです。それと、開高健さんの作品のセリフが引用されていました。「食慾、情慾、運動、労働、思考、煩悶、愉悦、すべてが、いっさいがっさいが、眠りによってのみ完成されるはずなのに」「無数の作家たちが性の描写に熱中するほど眠りの描写に熱中しないのはどうしてだろうか」

 早寝の人が増えたのは、なんでだろうと考えたんですが、きっと首都圏の通勤時間の長さが問題なんだと思います。あと、一昔前はみんなテレビを見ていたからというのもあるんじゃないかなと思います。それと、最後の無数の作家たちが~の一文については、眠りの描写がつまらないからだと思いました。

 

おわりです。