読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2016年2月22日の読売新聞の感想

科学に引きずられる倫理

 島薗進さんという、哲学者の方の記事。近頃のバイオテクノロジーの進展に対する、人文・哲学系の声の弱さを残念がっている。遺伝子改変などを経て、能力をデザインすることができる未来に危機感を抱いており、サンデルの説く「思うようにならないものを受け入れる重要性」に代表されるような観点で、分野を問わずに議論を深め、実践的な答えを出すことが求められている、とある。

 近年のバイオの発展は目覚ましく、問題がかなりむき出しになっていると感じています。人の生死を操る、ひいては人を創る、という露骨な感じです。この問題はとてもとても簡単に答えの出せるような代物ではないと思います。

 「困っている人を救いたい!」という気持ちと、「これから困るであろう人を救いたい!」の間に違いはあるのでしょうか。つまり、病気になっている人と、病気になることが遺伝子からわかる受精卵の間に違いを見いだせるのかということです。自分は誰も彼も救いたいとは思っていないのですが、ものすごく大事な存在ならどんな手段でも救いたいと思います。ただ、問題なのが、ものすごく大事な受精卵ってそれ高度に政治的じゃないか?とも思うんで、やはり納得は困難です。

 

競歩・高橋 リオ切符

 富士通の高橋選手が、すごく速いようです。20キロ競歩の日本選手権で優勝、1時間18分26秒だそうです。2位の人は1時間18分45秒ということなので、大接戦だったようです。

 20キロ競歩は自分も一回だけやったことがありますが、アホかと思うくらい厳しかったです。正直練習不足は否めなかったんですけど、15キロ以降の足の動かなさが半端ではなかったです。

 実はもともと競歩のことを追いかけていたわけではないので、こんな風に話題にして白々しいなと自分でも思います。ただ、昔自分も競歩やってましたアピールがしたかっただけなんですが、オリンピックでは頑張ってほしいです。

 

読売歌壇

 今日は月曜日なので、歌壇があります。

 今週は、横浜市 矢後愛子さんの歌

一輪の白梅見つけ孫の言ふ「ああ、ばあちゃんに春が来たぞお」

が一番良かったです。僕はおばあちゃん子であったので、こういう歌がしみます。くしくもうちのばあちゃんも愛子なので、なおさらでした。

 

コボちゃん

今日は、コボちゃんの字は小穂と書くと知って驚きました。

 

おわりです。