読売新聞の感想

読売新聞を読んで思ったことを書きます。

2017年1月30日の読売新聞の感想

読解力が危ない1⃣ 問題文が理解できない 日本の子供たちの読解力低下が懸念されている、ということがしきりに言われています。それにスポットを当てた連載記事です。 OECDの国際学力調査で、15歳の読解力の項目が前回4位から8位に後退したそうです。どう…

2017年1月29日の読売新聞の感想

医療、介護 休業の目的は「両立」 近頃目にすることが多い、「介護休業」ですが、その一番の目的はなんでしょうか、という問いかけから始まる記事。その目的は「取得者が介護に専念できるように」ではなく、「仕事と介護を両立できる体制を整えること」とあ…

2017年1月28日の読売新聞の感想

読者投稿 レジ係にどならないで 横浜市の54歳の女性からの投稿。スーパーのレジで仕事をしている。先日、アイスクリームを購入した男性に「ドライアイスはいりますか」と3回尋ねたが返答がなかったため入れなかった。そうするとそのあとに「ドライアイスが入…

2017年1月27日の読売新聞の感想

昨晩頭痛で、新聞を読まずに寝ました。今朝起きてから、昨日(27日)の分と今日の分をまとめて読みました。 四季 俳句や短歌を一つずつ毎日紹介しているコーナー。 子の四人を宝と言いし母の死にだれひとりとて間に合わざりき (鈴木智子さん 歌集『四季の彩…

2017年1月23日の読売新聞の感想

読売歌壇・俳壇 今週はこの歌が好きでした。 晴れわたりとほくちひさくヒコーキの見ゆる枯野をころげゆく児等 (館山市 山下祥子さん 選者:小池光さん) ころげゆく、にすべてが詰まっていると思いました。小さな子供たちはヒコーキを追ってころげるように…

2017年1月16日の読売新聞の感想

北方領土訪問 空路も活用 政府は元島民が北方4島へ渡航する際、飛行機を使えるように取り計らうことを検討し始めたそうです。現在は専用チャーター船に乗って国後島の古釜布沖で出入域手続きを行い、それから目的地へと行く必要があるそうです。また、冬は波…

2017年1月10日の読売新聞の感想

医療ビッグデータ新法 個人の医療情報を「ビッグデータ」として集約し、将来の治療法の確立や新薬開発につなげるための新制度を、政府が検討しているそうです。医療系の学会や医薬品の開発などを行っている団体を「認定機関」とし、認定機関が病院や薬局など…

2017年1月9日の読売新聞の感想

子宮移植 初の申請へ 病気などで子宮がない女性に、妊娠・出産を目的として第三者の子宮を移植する手術の臨床研究を、慶応大のチームが2017年内に慶応大内の倫理委員会に申請する方針だそうです。海外ではすでに実施例がありますが、日本ではまだないとのこ…

2017年1月8日の読売新聞の感想

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 保育所苦情 自治体75% 保育施設の子供らが出す音や声を「うるさい」との苦情を受けたことのある自治体が全国主要146自治体のうち109(75%)にものぼるそうです。苦情が原因で保育施設の開…

2016年12月28日の読売新聞の感想

世界深層 インド5億人トイレなし 最近経済成長が著しいインドですが、全国民の半分ほどにあたる5億人以上が、日常的にトイレを使用していないそうです。この5億人という人数は、世界で野外排泄をする人の約6割にあたるそうです。 この野外排泄は、なにより衛…

2016年12月26日の読売新聞の感想

若者の消費 身の丈未満 ニッセイ基礎研究所が発表した30歳未満の単身者世帯の消費支出のデータと、最近の街の動向を踏まえた若者の消費行動に関する記事がありました。可処分所得は増えているにもかかわらず、消費は伸び悩んでいるそうです。 1980年代以降生…

2016年12月23日の読売新聞の感想

2017年度予算案閣議決定 主な事業のポイント 22日に政府が2017年度の予算案を決定しました。その内容が見開き2面を使ってまとめられています。 一億総活躍社会関連の予算では、保育士・介護職員の待遇改善推進に振り向けられる分が確保されているようです。…

2016年12月22日の読売新聞の感想

もんじゅ廃炉を決定 もんじゅ廃炉の続報が載っていました。21日に政府は原子力関係閣僚会議を開き、もんじゅの廃炉を正式に決めました。ただ、核燃料サイクル政策は維持する方向で調整を進めて、実証炉の開発をめざすという方針を打ち出したそうです。 高速…

2016年12月20日の読売新聞の感想

反物質 測定に成功 CERN(欧州合同原子核研究機関)が、反物質の性質を精密に測定することに成功したそうで、19日付のNatureに載ったそうです。人工的に作製した反水素を磁場中に閉じ込め、レーザー光でエネルギー変化の様子を測定したそうです。 この研…

2016年12月19日の読売新聞の感想

搭乗直前まで見送りOK 公設民営空港8か所で、飛行機搭乗直前までの見送りが許されるようになるそうです。利用者の申請が必要とのことです。これがOKになると、飛行機に乗る前の待ち時間で食事や買い物を楽しんだり、商談をしたりできるようになり、空港…

2016年12月11日の読売新聞の感想

晴考雨読 寒波はサンタの後に お天気キャスターの森田正光さんが月に一度連載している文章。ホワイトクリスマスについての話題でした。アメリカやイギリスでは、気象庁によるホワイトクリスマスの明確な定義があるそうです。一方日本にはないそうですし、こ…

2016年12月6日の読売新聞の感想

解説スペシャル 地方路線 存廃の危機 この間、JR北海道の留萌線留萌―増毛間が廃止されました。記事ではそれを皮切りに、JR北海道、ひいては地方の路線がいかに厳しい状況なのかが書かれていました。JR北海道は、なんと北海道の人口の半数近くを擁する…

2016年12月5日の読売新聞の感想

第31回全国高等学校文芸コンクール入賞作 小説、俳句、詩、短歌、文芸部誌の5部門で、高校生の文芸コンクールが行われ、その優秀な人の顔写真と名前、作品の概要が載っていました。作品そのものが読めたのは俳句と短歌だけですが、きっと素晴らしいのでしょ…

2016年12月1日の読売新聞の感想

解説スペシャル 検索「誘導」過熱 内容二の次 怪しげな健康情報を流していた「WELQ」というサイトが閉鎖に追い込まれました。WELQは、DeNAの運営していた医療系まとめサイトです。信憑性に欠ける情報を、Google検索で上位になるようなキーワードを織り交ぜて…

2016年11月28日の読売新聞の感想

読売歌壇・俳壇 今週の短歌はこれが好きです。 一途なるものは美し交尾せる深山あかねの翅きらめきて (稲城市 山口佳紀さん 選者:小池光さん) 赤とんぼの交尾に一途さを感じ取り、その美しさに感じ入った。一シーズンで代が変わってしまうとんぼは、交尾…

2016年11月26日の読売新聞の感想

年金 週明け衆院通過へ 年金の給付額を決める新たなルールを盛り込んだ年金改革関連法案が、衆院厚生労働委員会で賛成多数で可決されたそうです。新しい点は、「賃金・物価スライド」「マクロ経済スライド」の二点が見直されたことです。基本的に、年金の給…

2016年11月23日の読売新聞の感想

紙幣騒動 インド人うんざり インドで、高額紙幣の1000ルピー札と500ルピー札が廃止になり、国内に流通する現金が足りず混乱が起きているそうです。目的は、汚職や不正蓄財のあぶり出しとテロ組織の資金源である偽札の根絶です。新しく偽造対策が施された20…

2016年11月19日の読売新聞の感想

「ビール系」税一律55円 ビール系飲料の税金が一律になる流れがあります。18年度以降7~8年かけて変えていこうとしているようです。現在はビール77円、発泡酒47円、第三のビール28円という階層になっていますがそれを55円にしましょう、ということです。 これ…

2016年11月16日の読売新聞の感想

連立政権構想は「焦眉の課題」 共産党の志位委員長は、共産党党大会の決議案で野党による連立政権構想に関する考えを述べたそうです。この連立構想を「焦眉の課題」とし、民進党、自由党、社民党の3党に早期の合意を求める方針だとのことです。志位委員長は…

2016年11月10日の読売新聞の感想

「小1移植で募金」虚偽会見 東京都内の小1男児が重い心臓病を患い、心臓移植の必要があるとして、その伯母が募金を呼びかける記者会見を開いたそうですが、それが嘘だったそうです。読売新聞はその記事を9日の朝刊に載せましたが、結局それは誤報になってし…

2016年11月9日の読売新聞の感想

博多陥没 インフラ破壊 博多駅前の道路が陥没し、大きな穴が開いてしまったそうです。深さ最大15メートル、長さ30メートル、幅27メートルの大穴です。市営地下鉄七隈線の延伸工事でトンネルを掘削中、地下水が流入し陥没が起こってしまったとみられています…

2016年11月7日の読売新聞の感想

健康かつ長寿 深化する思考 作家の堺屋太一さんが文章を書いています。2025年に大阪万博を開催しよう、という動きがあり、それについて世界情勢や万博の歴史などを交えて持論を展開するという文でした。 2025年の大阪万博のテーマは「人類の健康・長寿への挑…

2016年11月3日の読売新聞の感想

時代の証言者 エイズと闘う 満屋裕明5⃣ 研究室のボスにエイズに効く薬の研究を命じられ、効果的な試験系を構築するところの話でした。HIVに効く薬の効果を調べるには、HIVに感染したらすぐに死んでしまう細胞が必要で、効率的な実験を行うためにはその…

2016年11月1日の読売新聞の感想

時代の証言者 エイズと闘う 満屋裕明3⃣ エイズの薬を開発した研究者 満屋裕明さんのこれまでを語るコーナー。満屋さんは、熊本大学を卒業して医師として患者を診察しながら免疫の研究をしていましたが、教授の勧めでNIH(アメリカ国立衛生研究所)へ留学…

2016年10月31日の読売新聞の感想

氷河期世代を正社員化 就職氷河期だった1990年代後半から2000年代前半に高校・大学を卒業して、現在は無職だったり非正規社員の人を採用した企業に助成金を出すことを政府が決めたそうです。条件を細かく言うと「過去10年に5回以上の失業や転職を経験した35…